最善の治療法を吟味しながら診察にあたる医師を探しましょう。
病院は患者さんをもてなすところ
病院という意味のホスピタル(Hospital)という英語は、遠くから来たお客さんをもてなす、という意味のホスピタリティー(Hospitality)からきた言葉です。この英語の意味どおりに考えれば、病院に来る患者さんはお客さまということになります。
アメリカのベスイスラエル病院の待合室の壁には、「患者さんの権利について」という一文が貼ってあるそうです。要約すると、
* 1.患者は、医師や医療関係者から親切にしてもらう権利がある。
* 2.患者は、自分の病名や病状を詳しく説明してもらう権利がある。
* 3.患者は自分が受ける治療や手術・検査について説明を受け、
納得がいかなければ拒否をする権利がある。
* 4.患者はプライバシーを守ってもらう権利がある
という4点で、これらの考え方は
「インフォード・コンセント(説明と同意)」という標語で最近の日本の医療現場にも普及しつつあります。

これまでの日本では、医師から患者さんへ一方通行の診察が行われていて、治療について医師に質問すると「医者でもないくせに、生意気な口をきくな」としかられた、という話があたりまえのような風潮がありました。
しかし日本でも、遅ればせながら、
「クオリティー・オブ・ライフ(生活の質)」と
「インフォームド・コンセント」という考えかたが認知されて、患者さんが予後に充実した人生を送れるように、医師が最善の治療法を吟味しながら診察にあたることが義務となっています。
* 1.患者さんが、自分の家にいるようにリラックスできて、
病院のスタッフは患者さんを自分の家族のように、アットホームな感じで迎える。
* 2.患者さんのプライバシーを完全に守る。
* 3.病名、病状、そして治療方針をくわしく説明する。
* 4.患者さん自身が納得できない手術や検査は行わない。
* 5.治療が終わったあとも、生活習慣病である痔の予防ポイント、生活上の注意点をよく説明する。また、困ったことがあれば、いつでも来院するようにすすめ、もし患者さんが希望すれば、大腸検査も含めた定期的な検査を行う。
「患者さんに親切な医療」を理想とし、日ごろの診察を行っていく病院と出会うことが大切です 。